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医療

食事と薬:vdE、ndE、zdEを使いこなす

食前に飲む薬は、食事と薬の関係をよく理解して飲むことが大切です。なぜなら、食事が薬の効果に大きく影響することがあるからです。 たとえば、ある種の薬は食事と一緒に摂ると、体への吸収が妨げられて薬の効果が弱まってしまうことがあります。せっかく薬を飲んでも、十分な効果が得られないのは困りますよね。逆に、食事をすることで薬の吸収が良くなり、効果がより高まる薬もあります。このような薬は、食事と一緒に摂ることで効果的に作用するように作られています。 また、食後に薬を飲むとお腹や腸に負担がかかり、吐き気や不快感などの症状が出てしまう薬もあります。食前に飲むことで、胃への刺激を減らし、副作用を抑えることができるのです。 ですから、お医者さんや薬剤師さんから「食前に飲んでください」と言われた薬は、指示通りに食前に飲むことがとても大切です。食前とは、食事を始める30分くらい前を指します。もし、薬を飲むタイミングがわからなかったり、食事との関係がよくわからなかったりする場合は、ためらわずにお医者さんや薬剤師さんに相談しましょう。 食前に飲む薬を正しく飲むことで、薬の効果を最大限に発揮させ、副作用を最小限に抑えることができます。自分の飲んでいる薬が食前に飲む薬かどうか、きちんと確認し、用法・用量を守って正しく服用するように心がけましょう。健康を守るためにも、薬との正しい付き合い方を身につけていきましょう。
医療

静脈ライン:Vラインについて

医療や看護の現場でよく使われる「ブイライン」という言葉。これは、静脈(英語でVein)ラインを省略した呼び方で、点滴や採血を行う際に血管に針を刺して確保する経路のことを指します。「ブイライン確保」や「ブイライン取る」のように使われます。 ブイラインは、いわば血管への入り口です。注射針を刺すことで、血管に直接、薬液や栄養剤を注入したり、血液を採取したりすることができます。点滴を受ける際に、腕に留置されている管を見たことがある方もいるかもしれません。それがまさにブイラインです。 ブイライン確保のために、よく使われる血管は、腕の肘の内側にある静脈です。この部分は皮膚のすぐ下に血管があり、比較的太くまっすぐで刺しやすいからです。他にも、手の甲や手首の血管が使われることもあります。 患者さんの状態や必要な治療によって、適切な血管を選び、ブイラインを確保することが重要です。例えば、緊急の処置が必要な場合は、すぐに薬液を投与できるよう、太い血管にブイラインを確保する必要があります。また、長期間にわたって点滴が必要な場合は、患者さんの負担を軽減するために、できるだけ細い針を使用したり、血管への負担が少ない方法を選択したりするなど、様々な工夫が必要になります。 ブイラインは、健康状態の把握や治療において、なくてはならないものです。患者さんが安心して治療を受けられるよう、医療従事者は安全にブイラインを確保し、適切に管理する技術と知識が求められます。