MMSE

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医療

認知症検査:MMSEについて

もの忘れがひどくなった、今までできていたことができなくなった、と感じることはありませんか?そのような変化を感じたら、認知症検査を受けることで、ご自身の認知機能の状態を正しく知ることができます。 認知症検査とは、記憶力や判断力、思考力など、様々な認知機能がどの程度保たれているかを調べる検査です。加齢とともに、もの忘れが多くなるなど、認知機能の衰えを感じる方もいるでしょう。しかし、認知症は単なる物忘れとは異なり、日常生活に支障が出るほど認知機能が低下した状態を指します。 認知症検査を受けることで、認知症の早期発見・早期対応に繋がります。早期に発見できれば、適切な治療や支援を受けることで、症状の進行を遅らせたり、生活の質を維持したりすることに繋がります。 認知症が疑われる場合、まず医療機関を受診し、専門医による詳しい検査と診断を受けることが大切です。問診や診察に加え、様々な種類の認知症検査があります。例えば、MMSE(ミニメンタルステート検査)は、広く用いられている簡単な検査の一つで、30点満点で点数化されます。点数によって認知機能の状態を客観的に評価することができます。MMSE以外にも、長谷川式簡易知能評価スケールや時計描画テストなど、様々な検査を組み合わせて、より詳しく状態を把握します。検査を受ける際は、リラックスして普段通りの様子で臨みましょう。医師や専門家は、検査結果だけでなく、日常生活の様子なども考慮しながら、総合的に判断します。気になることがあれば、遠慮なく相談することが大切です。