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介護用品

ドライシャンプー:水なしで手軽に清潔

ドライシャンプーとは、文字通り水を使わずに髪をきれいにするものです。手軽に使えるので、様々な場面で活躍します。例えば、忙しい朝に時間がないときや、入院中でなかなかお風呂に入れないとき、断水などが発生した災害時などにも役立ちます。また、介護の現場でも、身体の負担を軽くするために利用されることがあります。ドライシャンプーには、スプレータイプや粉末タイプ、シートタイプなど様々な種類があります。髪や頭皮の状態に合わせて、使いやすいものを選ぶと良いでしょう。どのタイプも、頭皮や髪に直接塗布して使います。粉末を主成分とするスプレータイプは、頭皮に吹き付け、指の腹を使ってマッサージするように馴染ませます。その後、ブラシなどで余分な粉を落とします。粉末タイプは、頭皮に直接振りかけ、同様にマッサージして使います。シートタイプは、頭皮を拭くようにして使います。いずれの場合も、使用上の注意をよく読んでから使うことが大切です。ドライシャンプーの主な成分は、でんぷんや米粉、とうもろこしのでんぷんなどの粉末です。これらの粉末が、頭皮や髪に付着した皮脂や汚れを吸着し、取り除くことで、清潔な状態に近づけます。ただし、完全に汚れを落とすわけではないので、通常のシャンプーと併用するのがおすすめです。あくまでも、水で髪を洗えないときの一時的な対応として利用するのが良いでしょう。近年では、香り付きのものや、髪の毛に艶を与える成分が配合されたものなど、様々な種類のドライシャンプーが販売されています。自分の髪質や好みに合わせて、適切な商品を選ぶことが大切です。また、頭皮が敏感な方は、パッチテストを行ってから使用することをおすすめします。